SOSに気づけるのはわたし、身体は教えてくれてました
「わたしは、痛くもかゆくもなかったんです。無症状だったし、まったく何も無かったんです。それで、病院行ったら、がんって言われて…」
そんな風に、がんになった時のことを話していました。
治療も全て終わって、身体が回復していくと、身体が気持ちを引っ張り上げるように上がってきた頃、少し、告知を受ける前の生活を思い起こしてみました。
すると…ありました。
無症状ではありませんでした。
症状は確かにありました。
身体は、わたしにSOSを出して教えていてくれたのです。
わたしは、その時、自己診断をして何も問題ないからと、気にもせず過ごしていました。
確かにあった事を、これくらい、大したことない、だいじょうぶって、なかったことにしていたのです。
そういえば、入院中に自分の身体のことを色々聞かれるのですが…答えられないことが多かったことにも気づきました。
身体のあたたかさ
皮膚の弾力
疲れ具合
むくみ具合
トイレに行く回数
痛み
etc…
自分の身体のことなのに、知らないこと気づいていないことが、こんなにあるなんて…
そう思いながらも、素通りする。
人のことは、一生懸命になり、悩んだり考えたりお世話するのに、自分のことは後回し
後回しにしていることにも気づかずに…
いったん、自分をみて感じてみましょうか
今のわたしは、どんな気持ちでどういう思いを持っていて身体の状態はどうだろう
真っ先に、SOSに気づけるのは、ほかならぬ「わたし」なのだろうなぁ…
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