わたし痛くもかゆくないので、大丈夫なんですけど…
わたしはだいじょうぶ
夫の健康のため、わたしは付き添い感覚で毎年行っていた人間ドック。
検査が全て終わったあと、明治記念館のお弁当を食べてから、検査結果の問診待ち、ねむっ😴
「紹介状を書くのですぐ、病院に行ってください。」
「わたしですか?」
なんでわたし? 婦人科って? 人間ドックに婦人科検診入っていないのに…
聞くと、血液検査の中に、腫瘍マーカー検査が入っていたらしい!
そんな事も知らなかった。
腫瘍マーカーの数値が飛び抜けて高かった。
それでもピンとこない。
まっ、旅行前に行っとくか、くらい気楽に、近くの大学病院へ。
すると、直ぐに検査
腫瘍マーカー、コルポスコープ、内視鏡、超音波検査、CT検査、MRI検査…
思ったより検査が多く、結局何度か病院に行くことになりました。
そして最終的な検査結果は、2週間後。
わたしは、旅行を優先し、病院に検査結果を聞きに行ったのは3週間以上経ってから。
心の準備も何もなく
「〇〇がんですね、入院できますか?手術ですね、全摘しましょう」
「ん? わたし、何でもないし、ぜんぜん大丈夫ですけど…」
痛くもかゆくもない
「痛くもかゆくもないです…」
「それが、がんなんです」
一瞬でがん患者!?
この瞬間、わたしはがん患者になりました。
痛くもかゆくもないのに、入院?手術?全摘?って、そんなぁ、ん? もしかして死んじゃうの? どこも悪くないのにっ
なんでわたしが…
多分、がんになった人は、一回は頭をよぎるワードでしょう…
なんで私ががんになったの?
自分の過去を振り返り、健康管理、食事、運動、遊び過ぎ、人に優しくなかった?、親の言う事聞かなかった、不真面目だった……
あらゆる事を取り上げてみるけど、どれも真実味がなく、納得する理由は見つかりませんでした。
今はね、思うんです。
なにごとにも、痛くもかゆくもない、ぜんぜん大丈夫なようにして、生きてきたわたしには、ドカンと一発、大きく身体をこわすほどの超刺激を与えないと、自分の人生を生きずに終わる、と神様がしびれを切らして、ビッグチャンスを与えたのだと…
確かに、がんがきっかけで、わたしの人生は大きく変わっていくのです•*¨*•.¸¸♬︎
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